知らぬ間に過ぎ去った憲法記念日のために

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※おことわり


もともとこのエントリーには、ある事件になぞらえた創作が書いてありました。


外国人の「女の子」を多くの「男たち」が取り巻いてヘイトスピーチを行うという設定でしたが、複数の読者の方から、ジェンダー・ロールのテンプレにはまったような表現になっており、さらにそれがマジョリティー=保護する者、マイノリティー=保護される者、というイメージを与える、との指摘がありました。


批判を受けてよくよく考えてみれば、実際の事件の構図がどうあれ、私の心の中に、そうしたジェンダー・ロールを受け入れてしまう余地があったと思います。また、ヘイトスピーチは被害者の年齢や性別を問わずに深刻な傷を与えるわけで、被害者と加害者の性的属性を色分けすることで、むしろ問題の本質を覆い隠すようなかたちになってしまったとも思います。


さらに、旧来の男女2分法的な性の枠組みに苦しむセクシャルマイノリティーの存在に対しても配慮が足りなかったとも考えています。


以上のことをふまえたうえで、本文を書き直し、上記のような説明文を付してアップしなおそうとも考えましたが、いざ書き直そうとすると、なかなか表現がまとまらず、自分で満足できるものが書けません。そこで、このエントリーはいったん削除させていただきます。


せっかく読んでいただいた方、スターをいただいた方、トラックバックを送らせていただいた方、ブックマークしていただいた方には、まことに申し訳ありませんでした。